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1066 頚椎骨折等で約943万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成27年4月16日

信号機による交通整理のおこなわれている丁字路交差点で赤信号を無視して横断した自転車が、直進してきた車両と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

77歳・女性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

70:30(被害者:加害者)

入院期間 154日
実通院日数 50日
事故日 2012/01/08
症状固定日 2013/02/02
固定まで 392日
後遺障害 11級(併合あり)
主な部位 脊椎・脊髄、下肢、頭部

総損害額

総額 942万円

慰謝料 711万円
後遺障害慰謝料 400万円
治療費 54万円
逸失利益 84万円
弁護士費用 28万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脊椎骨折とは

せきついこっせつ

脊椎骨折

類型:胸椎骨折、腰椎横突起骨折、腰椎骨折、頸椎骨折

類型:胸椎骨折、腰椎横突起骨折、腰椎骨折、頸椎骨折<外部から大きな力が作用したとき、脊椎が骨折したり脱臼したりする。
脊椎の中には脊髄が通っているため、脊椎骨折の多くは脊髄の損傷も伴う。脊髄が損傷すると、四肢体幹の感覚傷害、運動障害や損傷部位の疼痛などが生じ、場合によっては意識障害が生じる可能性もある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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