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1082 外傷性頸髄損傷等で約2億5551万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成21年12月4日

加害者の運転する自動車が、信号待ちで停車中の被害者の自動車に減速しないまま追突し、さらに、被害車両を、その前方に停車していた事業用普通貨物自動車に衝突させ、被害者に傷害を負わせた玉突き事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

60歳・男性(事業所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 805日
事故日 2004/11/04
症状固定日 2006/12/04
固定まで 761日
後遺障害 要介護1級1号
主な部位 脊椎・脊髄、その他、上肢、内臓

総損害額

総額 2億5550万円

慰謝料 3500万円
後遺障害慰謝料 3100万円
治療費 989万円
逸失利益 5580万円
弁護士費用 1600万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脊髄損傷とは

せきずいそんしょう

脊髄損傷

類型:頸髄損傷、胸髄損傷、腰髄損傷

外傷や疾病が原因で、脊椎に内在する神経組織(脊髄・馬尾など)に外力が加わり損傷された状態を指す。原因としては交通事故やスポーツなどの外傷に加え、高齢者の転倒などが挙げられる。
四肢体幹の感覚傷害、運動障害や損傷部位の疼痛などが生じ、場合によっては意識障害が生じる可能性もある。

原因・治療法などを見る

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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