症状データベース

1087 頸髄損傷等で約2億728万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成15年1月22日

夜間で雨が降る状況の中、無灯火でかつ黒系の色の傘を差し片手運転して交差点に進入した自転車が、交差点に一時停止規制があるにもかかわらず一時停止することなく進入してきた自動車と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 変形障害

被害者データ

28歳・男性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 1144日
事故日 1995/10/04
症状固定日 1998/11/19
固定まで 1143日
後遺障害 要介護1級(併合あり)
主な部位 脊椎・脊髄、内臓、その他

総損害額

総額 2億727万円

慰謝料 3380万円
慰謝料(家族分) 200万円
後遺障害慰謝料 2700万円
治療費 256万円
逸失利益 9609万円
弁護士費用 1400万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脊髄損傷とは

せきずいそんしょう

脊髄損傷

類型:頸髄損傷、胸髄損傷、腰髄損傷

外傷や疾病が原因で、脊椎に内在する神経組織(脊髄・馬尾など)に外力が加わり損傷された状態を指す。原因としては交通事故やスポーツなどの外傷に加え、高齢者の転倒などが挙げられる。
四肢体幹の感覚傷害、運動障害や損傷部位の疼痛などが生じ、場合によっては意識障害が生じる可能性もある。

原因・治療法などを見る

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

脊髄損傷についてもっと調べる

期間について

金額について

全国/24時間/無料相談

無料相談窓口のご案内