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1088 頸髄損傷等で約2億535万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成20年1月29日

被害者が同乗する加害者運転の普通乗用車が、規制に反して車線変更した際に、ハンドル誤操作でトンネル内側壁に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

28歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 523日
事故日 2003/10/25
症状固定日 2005/03/31
固定まで 524日
後遺障害 要介護1級(併合あり)
主な部位 脊椎・脊髄

総損害額

総額 2億534万円

慰謝料 3000万円
慰謝料(家族分) 500万円
治療費 467万円
逸失利益 39万円
弁護士費用 770万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脊髄損傷とは

せきずいそんしょう

脊髄損傷

類型:頸髄損傷、胸髄損傷、腰髄損傷

外傷や疾病が原因で、脊椎に内在する神経組織(脊髄・馬尾など)に外力が加わり損傷された状態を指す。原因としては交通事故やスポーツなどの外傷に加え、高齢者の転倒などが挙げられる。
四肢体幹の感覚傷害、運動障害や損傷部位の疼痛などが生じ、場合によっては意識障害が生じる可能性もある。

原因・治療法などを見る

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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