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213 脳挫傷等で約6262万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成18年1月25日

高速道路本線と出口道路との間の分岐部設置のクッションドラムに衝突し、シートベルト無し・加害者の飲酒の可能性を認識していた同乗者が死亡した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

29歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

35:65(被害者:加害者)

事故日 2003/02/18
後遺障害 無等級
主な部位 頭部

総損害額

総額 6262万円

慰謝料 1800万円
逸失利益 6468万円
弁護士費用 230万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脳挫傷とは

のうざしょう

脳挫傷

頭部を強打するなどして、脳に損傷を負った状態を指す。
頭をぶつけた方向に損傷を負うケースの他、反動によりぶつけた方向とは逆の部位が損傷を受けるケースもある。脳内出血を併発している場合も多い。
重症で正中偏位や脳幹圧迫が見られる場合には、緊急手術の適応となる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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