症状・治療法データベース

のうざしょう

脳挫傷

頭部を強打するなどして、脳に損傷を負った状態を指す。
頭をぶつけた方向に損傷を負うケースの他、反動によりぶつけた方向とは逆の部位が損傷を受けるケースもある。脳内出血を併発している場合も多い。
重症で正中偏位や脳幹圧迫が見られる場合には、緊急手術の適応となる。

さまざまな脳機能障害を呈し、治療後にそれら症状が後遺症として残存することもある。重症例では昏睡状態に陥ることもある。

主な原因

事故の衝撃などにより大きな外力が加わり、脳に損傷が及んだことが原因。

治療・良くなる方法

  • 保存療法
  • 頭蓋内の圧力を抑える処置
  • 外科的治療

損傷が僅かであれば保存療法と経過観察によって回復が見込める。
重症の場合、詳細な検査の後、血圧や血液中の酸素、二酸化炭素の濃度を適正なレベルに維持し、脳の腫れをおさえる薬を静脈注射。頭蓋内の圧力を適正なレベルに抑える。また、出血が多い場合には開頭やカテーテルなどにより血液を外科的に除去することもある。
いずれにせよ専門の医療機関の判断を仰ぐべきと言える。

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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