被害者データ
66歳・女性(家事従事者)
事故時:歩行者
過失割合
不明
実例:大阪地裁平成15年2月6日
信号のある交差点において、右折進入した加害者貨物自動車と、横断歩道を歩いていた被害者とが衝突したという事故。
66歳・女性(家事従事者)
事故時:歩行者
不明
入院期間 | 579日 |
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実通院日数 | 5日 |
事故日 | 1996/07/19 |
症状固定日 | 1998/07/31 |
固定まで | 743日 |
後遺障害 | 要介護2級3号 |
主な部位 | 頭部 |
慰謝料 | 2150万円 |
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後遺障害慰謝料 | 1850万円 |
逸失利益 | 1163万円 |
弁護士費用 | 80万円 |
類型:外傷性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫
ここでは急性硬膜下血腫について触れる。硬膜とは頭蓋骨のすぐ下にある膜のことであるが、脳表面などからの出血等が起こると硬膜と脳のあいだに血液が溜まりゼリー状に固まる。これが急性硬膜化血腫である。
ほとんどが頭部外傷を原因としており、脳挫傷など脳自体の損傷を伴う場合も多い。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生