被害者データ
58歳・女性（家事従事者）
事故時：自転車
過失割合
不明
症状データベース
342 硬膜下血腫等で約581万円の損害額認定｜大阪地裁
実例：大阪地裁平成16年8月26日
信号無視をして交差点に直進進入した加害者普通貨物自動車が、青信号に従い交差点に進入した被害者自転車と衝突したという事故。
症状・事故の概要
症状名
- 硬膜下血腫
- 脳挫傷
- 頭蓋底骨折（頭蓋骨骨折）
- くも膜下出血
- 肩関節の可動域制限 ※各症状について詳しく見たい方は症状名をクリックしてください
後遺障害
- 神経障害
- 運動障害
| 入院期間 | 53日 |
|---|---|
| 実通院日数 | 270日 |
| 事故日 | 2001/12/07 |
| 症状固定日 | 2003/07/30 |
| 固定まで | 601日 |
| 後遺障害 | 14級（併合あり） |
| 主な部位 | 頭部、上肢 |
総損害額
総額 581万円
| 慰謝料 | 340万円 |
|---|---|
| 後遺障害慰謝料 | 100万円 |
| 逸失利益 | 25万円 |
| 弁護士費用 | 56万円 |
硬膜下血腫とは
硬膜下血腫
類型：外傷性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫
ここでは急性硬膜下血腫について触れる。硬膜とは頭蓋骨のすぐ下にある膜のことであるが、脳表面などからの出血等が起こると硬膜と脳のあいだに血液が溜まりゼリー状に固まる。これが急性硬膜化血腫である。
ほとんどが頭部外傷を原因としており、脳挫傷など脳自体の損傷を伴う場合も多い。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
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