被害者データ
32歳・男性(給与所得者)
事故時:歩行者
過失割合
35:65(被害者:加害者)
実例:岡山地裁平成21年4月30日
県道の中央分離帯の切れ目を歩いて横断中の被害者を大型貨物車がはねて路上に転倒させ、被害者に相当重大な人格の変化が生じた事故。
32歳・男性(給与所得者)
事故時:歩行者
35:65(被害者:加害者)
| 入院期間 | 66日 |
|---|---|
| 実通院日数 | 18日 |
| 事故日 | 2005/01/12 |
| 症状固定日 | 2005/11/29 |
| 固定まで | 322日 |
| 後遺障害 | 9級10号 |
| 主な部位 | 頭部、内臓 |
| 慰謝料 | 855万円 |
|---|---|
| 後遺障害慰謝料 | 690万円 |
| 治療費 | 79万円 |
| 逸失利益 | 1360万円 |
| 弁護士費用 | 146万円 |
類型:外傷性くも膜下出血
脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。

アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生