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385 顔面骨折等で約2187万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成22年7月22日

丁字路において、渋滞の車列を抜けて道路を横断しようとした被害者自転車と、車列を追い越そうとした加害者バイクとが衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

15歳・女性(学生・生徒)

事故時:自転車

過失割合

10:90(被害者:加害者)

入院期間 39日
実通院日数 79日
事故日 2003/2/7
症状固定日 2005/08/05
固定まで 911日
後遺障害 11級(併合あり)
主な部位 頭部、内臓、下肢

総損害額

総額 2187万円

慰謝料 670万円
後遺障害慰謝料 450万円
治療費 1173万円
逸失利益 295万円
弁護士費用 140万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

顔面骨折とは

がんめんこっせつ

顔面骨折

類型:頬骨骨折

顔面部の骨折としては、鼻骨骨折、頬骨骨折、眼窩骨折、顎骨骨折、前頭骨骨折などが挙げられる。
顔面の骨は通常の機能に加え、顔面形態の形成、眼窩の保持、歯牙の噛み合わせ、筋肉の保持などの機能を有している。そのため、それらが損なわれないよう整復を行う必要がある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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