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405 頭部外傷等で約6206万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成16年6月28日

片側一車線の見通しの良い右カーブの道路において、小走りに道路を横断しようとした被害者と、それを避けようとしたものの間に合わなかった加害者乗用車とが衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

73歳・女性(無職者)

事故時:歩行者

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 407日
事故日 1999/04/11
後遺障害 無等級
主な部位 頭部、体幹

総損害額

総額 6206万円

慰謝料 2360万円
後遺障害慰謝料 2000万円
治療費 1771万円
逸失利益 1325万円
弁護士費用 152万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

頭部外傷とは

とうぶがいしょう

頭部外傷

類型:頭部打撲、頭部挫創

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
頭部の外傷は頭蓋内の損傷を伴う場合もある。命に係わる状態であることはもちろんのこと、治療後予後が悪い場合も多い。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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