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417 PTSD等で約5529万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成26年9月12日

車両が、前方に停止していた訴外車両に追突して停止していたところ、車両が車両に追突し、車両が再度訴外車両に追突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 神経障害

被害者データ

27歳・女性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

30:70(被害者:加害者)

入院期間 19日
実通院日数 317日
事故日 2007/04/25
症状固定日 2009/06/01
固定まで 769日
後遺障害 7級(併合あり)
主な部位 精神、体幹、脊椎・脊髄

総損害額

総額 5529万円

慰謝料 1260万円
後遺障害慰謝料 1030万円
治療費 327万円
逸失利益 3352万円
弁護士費用 309万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

PTSDとは

ぴーてぃーえすでぃー

PTSD

別名:心的外傷後ストレス障害

事故や犯罪、災害といった人生にとって衝撃的な出来事に巻き込まれた際にあらわれる、ストレス障害の一種。外傷体験後1、2週間から数か月たってから発症、さらにその症状が1か月以上継続するものを指す。
体験内容の悪夢を見るなど、さまざまな症状を呈する。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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