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429 多発性交通事故外傷等で約2842万円の損害額認定|仙台地裁

実例:仙台地裁平成24年12月27日

加害者運転の事業用中型貨物自動車が、居眠り運転のため制限速度を約30㎞オーバーしながら対向車線にはみ出し、対向してきた被害者の同乗する自動車と正面衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

10歳・女性(幼児・児童)

事故時:自転車

過失割合

不明

事故日 2011/08/03
後遺障害 無等級

総損害額

総額 2841万円

慰謝料 2900万円
慰謝料(家族分) 700万円
治療費 3910円
逸失利益 2869万円
弁護士費用 590万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

多発外傷とは

たはつがいしょう

多発外傷

身体の複数部位で外傷を負った状態を指す。態様により生命の危険が生じている場合もある。
呼吸、循環、意識についての生理学的徴候(バイタルサイン)の確認が重要となり、態様によっては救急措置が必要となる。
生命の危機を脱した後には、全身を系統的に検索し損傷を見つけだす。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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