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456 多発性交通事故外傷等で約6395万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成21年12月2日

自動車が赤信号を見落として交差点に進入し、右方向から走行してきた別の自動車と衝突し、その自動車が歩道にはじき飛ばされ、歩道にいた亡被害者に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

12歳・女性(幼児・児童)

事故時:歩行者

過失割合

不明

事故日 2005/07/17
後遺障害 無等級

総損害額

総額 6394万円

慰謝料 2600万円
慰謝料(家族分) 400万円
治療費 8万円
逸失利益 3635万円
弁護士費用 240万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

多発外傷とは

たはつがいしょう

多発外傷

身体の複数部位で外傷を負った状態を指す。態様により生命の危険が生じている場合もある。
呼吸、循環、意識についての生理学的徴候(バイタルサイン)の確認が重要となり、態様によっては救急措置が必要となる。
生命の危機を脱した後には、全身を系統的に検索し損傷を見つけだす。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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