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539 頚椎脱臼骨折等で約1億9844万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成17年9月21日

被害者が同乗する加害者運転車両が高速道路の路肩から発進して走行車線に進入する際、走行車線を後方から走行してきた車両と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

59歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 448日
事故日 2002/10/23
症状固定日 2003/03/01
固定まで 130日
後遺障害 要介護1級1号
主な部位 体幹、頭部、脊椎・脊髄

総損害額

総額 1億9844万円

慰謝料 3100万円
慰謝料(家族分) 500万円
後遺障害慰謝料 2000万円
治療費 1947万円
逸失利益 6232万円
弁護士費用 1080万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

頸椎脱臼骨折とは

けいついだっきゅうこっせつ

頸椎脱臼骨折

頚椎の椎間関節における脱臼骨折である。
頚部の軽微な動きにより脊髄障害が出現、悪化する可能性も否定できない。不安定性の強い事例となるため、診断が確定するまでなによりも絶対安静が必要となる。
診断は画像診断が主となり、X線やCTの撮影により骨折した部位を評価する。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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