症状データベース

549 くも膜下出血等で約1億472万円の損害額認定|福岡地裁

実例:福岡地裁平成24年9月28日

信号のない3つ叉交差点で、優先道路に入るため、大型トラックが一時停止線で停止していたところ、その後方から被害者同乗のバイクが、左側から追い抜いて導流帯上を進行し一時停止せず交差点に進入して大型貨物車と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

16歳・女性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 260日
実通院日数 122日
事故日 1996/05/10
症状固定日 2005/12/10
固定まで 3502日
後遺障害 2級(併合あり)
主な部位 頭部

総損害額

総額 1億472万円

慰謝料 2670万円
後遺障害慰謝料 2370万円
治療費 223万円
逸失利益 4702万円
弁護士費用 578万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

くも膜下出血とは

くもまくかしゅっけつ

くも膜下出血

類型:外傷性くも膜下出血

脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。

原因・治療法などを見る

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

解決実績をみる

くも膜下出血についてもっと調べる

期間について

金額について

全国/24時間/無料相談

無料相談窓口のご案内