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550 外傷性くも膜下出血等で約1億234万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成22年4月19日

被害者の運転する自動二輪車と、対向車線から右折する四輪車(警察車両)が、双方ともに青信号で交差点に進入して衝突し、被害者が高次脳機能障害等の傷害を負い、併合3級と認定された事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 高次脳機能障害
  • 視覚障害

被害者データ

29歳・男性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

15:85(被害者:加害者)

入院期間 123日
実通院日数 81日
事故日 2004/04/15
症状固定日 2006/02/07
固定まで 664日
後遺障害 3級(併合あり)
主な部位 頭部

総損害額

総額 1億233万円

慰謝料 2325万円
後遺障害慰謝料 2000万円
治療費 670万円
逸失利益 6529万円
弁護士費用 370万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

くも膜下出血とは

くもまくかしゅっけつ

くも膜下出血

類型:外傷性くも膜下出血

脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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