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557 くも膜下出血等で約7206万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成15年9月3日

十字路交差点において、被害者(バイク)は青信号で直進し、加害者の運転する自動車は赤信号で直進したため、衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 視覚障害

被害者データ

26歳・男性(学生・生徒)

事故時:バイク

過失割合

不明

入院期間 123日
事故日 2000/04/23
症状固定日 2005/05/31
固定まで 1865日
後遺障害 8級(併合あり)
主な部位 頭部、その他、下肢

総損害額

総額 7205万円

慰謝料 1150万円
後遺障害慰謝料 800万円
治療費 189万円
逸失利益 5295万円
弁護士費用 550万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

くも膜下出血とは

くもまくかしゅっけつ

くも膜下出血

類型:外傷性くも膜下出血

脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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