被害者データ
29歳・女性（給与所得者）
事故時：自動車
過失割合
15：85（被害者：加害者）
症状データベース
564 外傷性くも膜下出血等で約5996万円の損害額認定｜名古屋地裁
実例：名古屋地裁平成20年2月13日
被害者は、飲酒した知人が運転する自動車に同乗していたところ、交差点で右折する際、直進してきたトラックと衝突され負傷した事故。
症状・事故の概要
症状名
- 外傷性くも膜下出血
- 頭部外傷
- 顔面／口唇裂傷（顔の傷）
- 左橈／尺骨骨幹部骨折（前腕骨骨折）
- 右示指／中指屈筋腱損傷（手の外傷） ※各症状について詳しく見たい方は症状名をクリックしてください
後遺障害
- 神経障害
| 入院期間 | 38日 |
|---|---|
| 事故日 | 2001/04/25 |
| 症状固定日 | 2003/07/03 |
| 固定まで | 800日 |
| 後遺障害 | 6級（併合あり） |
| 主な部位 | 頭部、上肢 |
総損害額
総額 5996万円
| 慰謝料 | 1230万円 |
|---|---|
| 後遺障害慰謝料 | 1050万円 |
| 治療費 | 404万円 |
| 逸失利益 | 3593万円 |
| 弁護士費用 | 85万円 |
くも膜下出血とは
くも膜下出血
類型：外傷性くも膜下出血
脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
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