被害者データ
23歳・女性（学生・生徒）
事故時：自転車
過失割合
75：25（被害者：加害者）
症状データベース
567 くも膜下出血等で約5334万円の損害額認定｜神戸地裁
実例：神戸地裁平成25年1月10日
信号のある交差点において、無灯火の状態で赤信号を無視して交差点に進入した被害者自転車と、信号に従い交差点に進入した加害者乗用車とが衝突したという事故。
症状・事故の概要
症状名
- くも膜下出血
- 鼻骨骨折
- 外傷性歯折（歯の損傷）
- 気胸（内臓破裂／損傷（呼吸器）） ※各症状について詳しく見たい方は症状名をクリックしてください
後遺障害
- 神経障害
- 醜状障害
| 入院期間 | 157日 |
|---|---|
| 実通院日数 | 188日 |
| 事故日 | 2006/12/29 |
| 症状固定日 | 2009/04/09 |
| 固定まで | 833日 |
| 後遺障害 | 8級（併合あり） |
| 主な部位 | 頭部、内臓 |
総損害額
総額 5334万円
| 慰謝料 | 1150万円 |
|---|---|
| 後遺障害慰謝料 | 830万円 |
| 治療費 | 1155万円 |
| 逸失利益 | 2465万円 |
くも膜下出血とは
くも膜下出血
類型：外傷性くも膜下出血
脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
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