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574 頭部外傷等で約4359万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成15年9月19日

中央分離帯に衝突し、さらに反対車線にまではみ出した加害者普通乗用車が、被害者普通貨物自動車に衝突し、さらに被害者の自動車は後続の車両に追突されたという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 醜状障害
  • 視覚障害

被害者データ

51歳・女性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 78日
実通院日数 246日
事故日 1997/11/14
症状固定日 2000/10/26
固定まで 1078日
後遺障害 8級(併合あり)
主な部位 頭部、体幹

総損害額

総額 4358万円

慰謝料 1050万円
後遺障害慰謝料 830万円
治療費 8万円
逸失利益 3133万円
弁護士費用 250万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

頭部外傷とは

とうぶがいしょう

頭部外傷

類型:頭部打撲、頭部挫創

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
頭部の外傷は頭蓋内の損傷を伴う場合もある。命に係わる状態であることはもちろんのこと、治療後予後が悪い場合も多い。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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