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586 外傷性頸椎椎間板ヘルニア等で約6304万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成15年5月23日

交差点内を右折進行中の車(原付自転車)の右側に、その後方から車の右側を通過しようとした車の左側部が、反対車線上で衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 神経障害

被害者データ

33歳・女性(職業不明)

事故時:バイク

過失割合

不明

入院期間 68日
事故日 1998/06/30
症状固定日 1999/12/17
固定まで 536日
後遺障害 5級(併合あり)
主な部位 脊椎・脊髄、体幹

総損害額

総額 6304万円

慰謝料 1600万円
後遺障害慰謝料 1400万円
治療費 225万円
逸失利益 3914万円
弁護士費用 250万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

椎間板ヘルニアとは

ついかんばんへるにあ

椎間板ヘルニア

類型:頸椎椎間板ヘルニア

椎骨と椎骨のあいだにある椎間板が後方に逸脱し、神経等を圧迫して処々の症状を引き起こすもの。
首の椎間板ヘルニアでは手の痛みやしびれなどといった症状を呈する。腰の椎間板ヘルニアでは下肢痛、腰痛、下肢の運動障害などといった症状を呈する。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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