椎骨と椎骨のあいだにある椎間板が後方に逸脱し、神経等を圧迫して処々の症状を引き起こすもの。
首の椎間板ヘルニアでは手の痛みやしびれなどといった症状を呈する。腰の椎間板ヘルニアでは下肢痛、腰痛、下肢の運動障害などといった症状を呈する。

主な原因

外傷や腰部などの酷使を原因とするものの他、とくに明確な原因なく起こることもある。

治療・良くなる方法

• 患部の安静
• 薬物療法
• 手術療法

保存的加療のほか手術も検討される。
保存療法としては、安静にすることの他、薬物療法が主体となる。これら治療により症状が軽減していくことも多い。
手術療法は、背中側から神経を圧迫している椎間板ヘルニアを摘出するものとなる。
いずれにせよまずは専門の医療機関を受診し判断を仰ぐべきである。

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生