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588 腰部挫傷等で約3291万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成15年5月8日

見通しの悪い五差路の交差点にて、被害者が後部座席に乗車していた自動車と加害者の自動車が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害
  • 運動障害

被害者データ

22歳・女性(学生・生徒)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 287日
実通院日数 190日
事故日 1989/01/03
症状固定日 1992/12/11
固定まで 1439日
後遺障害 9級10号
主な部位 体幹、脊椎・脊髄

総損害額

総額 3291万円

慰謝料 830万円
後遺障害慰謝料 580万円
治療費 341万円
逸失利益 1924万円
弁護士費用 252万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

腰部外傷とは

ようぶがいしょう

腰部外傷

類型:腰部打撲、腰部挫傷、腰部捻挫

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
腰部の外傷としては捻挫や骨折、椎間板ヘルニアなども考えられる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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