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59 脳損傷等で約2億6690万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成15年8月28日

被害者が乗っていたタクシーがトラックに衝突し、被害者がタクシーとトラックそれぞれの運転手を訴えた事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 高次脳機能障害
  • 神経障害

被害者データ

23歳・女性(給与所得者)

事故時:その他不明

過失割合

不明

入院期間 501日
事故日 1997/08/12
症状固定日 1999/02/12
固定まで 550日
後遺障害 要介護1級3号
主な部位 頭部

総損害額

総額 2億6689万円

慰謝料 4480万円
慰謝料(家族分) 800万円
後遺障害慰謝料 3200万円
逸失利益 7420万円
弁護士費用 1380万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脳損傷とは

のうそんしょう

脳損傷

類型:脳浮腫、気脳症、脳幹損傷

脳の損傷は、局所性脳損傷(脳挫傷や急性硬膜外血腫など脳の特定部位の損傷)とびまん性脳損傷(脳全体に何らかの損傷がおよび占拠性病変が見られないもの)に大別できる。またこれらが混合して発生しているケースもある。
損傷の態様により手術が必要となるかどうかもわかれる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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