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591 頸椎椎間板ヘルニア等で約2203万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成20年7月25日

被害者は、日の出前の相当暗い状態のなか、交通量の多い駐車禁止の幹線道路に左折直進通行帯の半分以上を塞ぐ状態で、ハザードランプをつけずに停車しており、後方から走行してきた加害者が運転する普通乗用車が前方不注視により追突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 変形障害

被害者データ

35歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

40:60(被害者:加害者)

入院期間 124日
実通院日数 327日
事故日 2003/01/03
症状固定日 2004/03/01
固定まで 424日
後遺障害 10級(併合あり)
主な部位 脊椎・脊髄、その他

総損害額

総額 2203万円

慰謝料 760万円
後遺障害慰謝料 550万円
治療費 387万円
逸失利益 827万円
弁護士費用 15万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

椎間板ヘルニアとは

ついかんばんへるにあ

椎間板ヘルニア

類型:頸椎椎間板ヘルニア

椎骨と椎骨のあいだにある椎間板が後方に逸脱し、神経等を圧迫して処々の症状を引き起こすもの。
首の椎間板ヘルニアでは手の痛みやしびれなどといった症状を呈する。腰の椎間板ヘルニアでは下肢痛、腰痛、下肢の運動障害などといった症状を呈する。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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