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597 頸椎椎間板ヘルニア等で約1098万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成14年4月30日

信号機により交通整理の行われていない交差点で、西から東に進行し、同交差点を直進通過しようとした車両と、南から北に直進し、同交差点を直進通過しようとした車両が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

47歳・女性(家事従事者)

事故時:自動車

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 116日
実通院日数 64日
事故日 1997/06/15
症状固定日 1998/06/15
固定まで 366日
後遺障害 12級12号
主な部位 脊椎・脊髄、頭部、体幹、上肢

総損害額

総額 1098万円

慰謝料 420万円
後遺障害慰謝料 240万円
治療費 46万円
逸失利益 309万円
弁護士費用 50万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

椎間板ヘルニアとは

ついかんばんへるにあ

椎間板ヘルニア

類型:頸椎椎間板ヘルニア

椎骨と椎骨のあいだにある椎間板が後方に逸脱し、神経等を圧迫して処々の症状を引き起こすもの。
首の椎間板ヘルニアでは手の痛みやしびれなどといった症状を呈する。腰の椎間板ヘルニアでは下肢痛、腰痛、下肢の運動障害などといった症状を呈する。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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