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620 脳出血の疑い等で約793万円の損害額認定|京都地裁

実例:京都地裁平成23年12月13日

対向車線を横断して路外に出ようとしていた右折中の車とその後方から同方向に進行してきて二輪車が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 醜状障害

被害者データ

36歳・女性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

35:65(被害者:加害者)

入院期間 58日
実通院日数 35日
事故日 2005/07/18
症状固定日 2007/05/15
固定まで 667日
後遺障害 14級5号
主な部位 頭部、下肢

総損害額

総額 793万円

慰謝料 330万円
後遺障害慰謝料 150万円
治療費 173万円
逸失利益 134万円
弁護士費用 35万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脳出血とは

のうしゅっけつ

脳出血

類型:外傷性脳出血

脳内での出血を指す。多くは高血圧を理由によるものであるが、脳動静脈奇形や硬膜動静脈瘻、外傷なども要因として考えられる。いずれにせよ出血の拡大を防ぎ頭蓋内圧を管理することが重要となる。
症状としては出血の部位によって見当識障害、麻痺、失語、半側空間失認など様々なものがある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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