症状データベース

631 半月板損傷等で約8978万円の損害額認定｜神戸地裁

実例：神戸地裁平成21年7月27日

信号のある交差点で直進の普通乗用車と左方交差道路から右折しようとした原付自転車が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

半月板損傷
粉砕骨折
隆起骨折（下腿骨骨折）
右大腿骨近位端粉砕骨折（大腿骨骨折）

※各症状について詳しく見たい方は症状名をクリックしてください

後遺障害

変形障害

被害者データ

38歳・男性（給与所得者）

事故時：自動車

過失割合

25：75（被害者：加害者）

入院期間	474日
実通院日数	437日
事故日	1999/01/19
症状固定日	2007/01/31
固定まで	2935日
後遺障害	9級（併合あり）
主な部位	下肢、その他

総損害額

総額 8977万円

慰謝料	1240万円
後遺障害慰謝料	640万円
治療費	1808万円
逸失利益	2012万円
弁護士費用	248万円

※慰謝料は傷害慰謝料（入通院慰謝料）と後遺障害慰謝料の認定金額（家族分含む）の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

半月板損傷とは

はんげつばんそんしょう

半月板損傷

大腿骨と脛骨の間にある軟骨様の板を半月板というが、この軟部組織が損傷を負った状態を指す。
膝関節に荷重がかかった状態で急な回旋運動などが加わった際には半月板単独での損傷が多い。若年者の半月板損傷では前十字靭帯損傷も合併しているケースが多く、その他加齢を原因にした半月板損傷は関節炎などの合併ケースが多い。

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