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637 半月板損傷等で約1972万円の損害額認定|京都地裁

実例:京都地裁平成24年12月19日

十字路交差点を進入してきた自転車が、停止線上で一時停止せず安全確認を怠った自動車と出合い頭に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

45歳・男性(事業所得者)

事故時:自転車

過失割合

5:95(被害者:加害者)

入院期間 29日
実通院日数 93日
事故日 2007/08/02
症状固定日 2009/02/18
固定まで 567日
後遺障害 12級(併合あり)
主な部位 下肢、上肢

総損害額

総額 1972万円

慰謝料 510万円
後遺障害慰謝料 280万円
治療費 292万円
逸失利益 918万円
弁護士費用 150万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

半月板損傷とは

はんげつばんそんしょう

半月板損傷

大腿骨と脛骨の間にある軟骨様の板を半月板というが、この軟部組織が損傷を負った状態を指す。
膝関節に荷重がかかった状態で急な回旋運動などが加わった際には半月板単独での損傷が多い。若年者の半月板損傷では前十字靭帯損傷も合併しているケースが多く、その他加齢を原因にした半月板損傷は関節炎などの合併ケースが多い。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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