被害者データ
24歳・女性(給与所得者)
事故時:歩行者
過失割合
15:85(被害者:加害者)
実例:大阪地裁平成22年3月15日
夜間は横断禁止となっている幹線道路を、交際中であった男性に手を引かれて無理矢理に横断させられていた被害者女性が、自動車に衝突され植物状態となった事故。
24歳・女性(給与所得者)
事故時:歩行者
15:85(被害者:加害者)
入院期間 | 497日 |
---|---|
事故日 | 2006/07/22 |
症状固定日 | 2007/11/30 |
固定まで | 497日 |
後遺障害 | 1級1号 |
主な部位 | 頭部 |
慰謝料 | 3590万円 |
---|---|
慰謝料(家族分) | 400万円 |
後遺障害慰謝料 | 2800万円 |
治療費 | 992万円 |
逸失利益 | 5272万円 |
弁護士費用 | 1240万円 |
類型:外傷性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫
ここでは急性硬膜下血腫について触れる。硬膜とは頭蓋骨のすぐ下にある膜のことであるが、脳表面などからの出血等が起こると硬膜と脳のあいだに血液が溜まりゼリー状に固まる。これが急性硬膜化血腫である。
ほとんどが頭部外傷を原因としており、脳挫傷など脳自体の損傷を伴う場合も多い。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生