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712 外傷性頸椎症等で約861万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成13年12月20日

十字の交差点に進入し右折しようとした被害者の車両と、被害者の走行する道路に交わる道路から直進で交差点に進入した加害者の車両とが衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

42歳・女性(家事従事者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 4日
実通院日数 176日
事故日 1998/12/06
症状固定日 2000/05/10
固定まで 522日
後遺障害 14級10号
主な部位 脊椎・脊髄、体幹、下肢

総損害額

総額 861万円

慰謝料 260万円
後遺障害慰謝料 100万円
治療費 6万円
逸失利益 51万円
弁護士費用 20万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脊椎損傷とは

せきついそんしょう

脊椎損傷

類型:腰部脊椎症、頸髄不全損傷、頸椎症性脊髄症、ストレートネック、脊柱変形、椎間板症

類型:腰部脊椎症、頸髄不全損傷、頸椎症性脊髄症、ストレートネック、脊柱変形、椎間板症<脊椎は俗に背骨と言われ、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨がそれぞれ椎間板を挟んで縦に連なった状態で構成されている。
脊椎の損傷、つまり骨折や脱臼などの多くは脊髄の損傷も伴う。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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