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741 脊髄損傷等で約2億9236万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成17年10月27日

見通しの良い緩やかにカーブしている道路において、路肩に停車中の被害者乗用車を追い抜こうとした加害者貨物自動車が、対向車に気づいてあわてて左にハンドルを切り、さらに歩道に乗り上げたうえ歩行者を認め、それを避けようと右にハンドルを切り、被害者乗用車に追突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

27歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 244日
事故日 1999/09/15
症状固定日 2001/05/14
固定まで 608日
後遺障害 要介護1級3号
主な部位 脊椎・脊髄、その他

総損害額

総額 2億9236万円

慰謝料 3332万円
慰謝料(家族分) 100万円
後遺障害慰謝料 2900万円
治療費 84万円
逸失利益 1億5409万円
弁護士費用 2400万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脊髄損傷とは

せきずいそんしょう

脊髄損傷

類型:頸髄損傷、胸髄損傷、腰髄損傷

外傷や疾病が原因で、脊椎に内在する神経組織(脊髄・馬尾など)に外力が加わり損傷された状態を指す。原因としては交通事故やスポーツなどの外傷に加え、高齢者の転倒などが挙げられる。
四肢体幹の感覚傷害、運動障害や損傷部位の疼痛などが生じ、場合によっては意識障害が生じる可能性もある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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