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744 頸髄損傷等で約2億4340万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成26年12月24日

車両が片側2車線道路の第2車線を直進していたところ、その前方で、路外にある駐車場)へ後退進入するため切り返し中であった車両が、車両の進路を妨害し、衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害
  • 精神障害

被害者データ

52歳・男性(事業所得者)

事故時:自動車

過失割合

5:95(被害者:加害者)

入院期間 144日
事故日 2009/08/29
症状固定日 2010/08/02
固定まで 339日
後遺障害 3級3号
主な部位 脊椎・脊髄、その他、下肢

総損害額

総額 2億4340万円

慰謝料 2254万円
後遺障害慰謝料 1990万円
治療費 660万円
逸失利益 1億4443万円
弁護士費用 2065万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脊髄損傷とは

せきずいそんしょう

脊髄損傷

類型:頸髄損傷、胸髄損傷、腰髄損傷

外傷や疾病が原因で、脊椎に内在する神経組織(脊髄・馬尾など)に外力が加わり損傷された状態を指す。原因としては交通事故やスポーツなどの外傷に加え、高齢者の転倒などが挙げられる。
四肢体幹の感覚傷害、運動障害や損傷部位の疼痛などが生じ、場合によっては意識障害が生じる可能性もある。

原因・治療法などを見る

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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