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78 脳内出血等で約1億8434万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成14年1月28日

交差点にて、黄色信号が点滅している状態で直進しようとした被害者バイクが、右折してきた加害者トラックと衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

18歳・男性(学生・生徒)

事故時:バイク

過失割合

60:40(被害者:加害者)

入院期間 1466日
事故日 1995/12/25
症状固定日 1996/08/09
固定まで 229日
後遺障害 要介護1級3号
主な部位 頭部

総損害額

総額 1億8433万円

慰謝料 2851万円
治療費 558万円
逸失利益 9652万円
弁護士費用 166万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脳出血とは

のうしゅっけつ

脳出血

類型:外傷性脳出血

脳内での出血を指す。多くは高血圧を理由によるものであるが、脳動静脈奇形や硬膜動静脈瘻、外傷なども要因として考えられる。いずれにせよ出血の拡大を防ぎ頭蓋内圧を管理することが重要となる。
症状としては出血の部位によって見当識障害、麻痺、失語、半側空間失認など様々なものがある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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