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799 外傷性脳内出血等で約6720万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成25年12月6日

夜間に横断歩道が設置されていない交差点において、被害者が歩行横断中であったところ、加害者(普通自動二輪車)が前方不注視のため被害者に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

72歳・女性(家事従事者)

事故時:歩行者

過失割合

20:80(被害者:加害者)

実通院日数 6日
事故日 2006/07/07
症状固定日 2007/07/31
固定まで 390日
後遺障害 要介護2級1号
主な部位 頭部、下肢、その他、体幹

総損害額

総額 6719万円

慰謝料 3090万円
慰謝料(家族分) 400万円
後遺障害慰謝料 2370万円
治療費 211万円
逸失利益 794万円
弁護士費用 514万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脳出血とは

のうしゅっけつ

脳出血

類型:外傷性脳出血

脳内での出血を指す。多くは高血圧を理由によるものであるが、脳動静脈奇形や硬膜動静脈瘻、外傷なども要因として考えられる。いずれにせよ出血の拡大を防ぎ頭蓋内圧を管理することが重要となる。
症状としては出血の部位によって見当識障害、麻痺、失語、半側空間失認など様々なものがある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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