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81 脳挫傷等で約1億8010万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成16年7月13日

交差点にて、左右の確認を怠った加害者車両と、減速を怠りまたヘルメットを着用していなかった被害者バイクが衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

  • 脳挫傷
  • 肋骨骨折
  • ※各症状について詳しく見たい方は症状名をクリックしてください

後遺障害

  • 神経障害
  • 言語障害

被害者データ

18歳・男性(職業不明)

事故時:バイク

過失割合

35:65(被害者:加害者)

入院期間 491日
実通院日数 43日
事故日 1998/05/01
症状固定日 2000/06/28
固定まで 790日
後遺障害 1級(併合あり)
主な部位 頭部、体幹

総損害額

総額 1億8010万円

慰謝料 3310万円
慰謝料(家族分) 260万円
後遺障害慰謝料 2600万円
治療費 501万円
逸失利益 8963万円
弁護士費用 848万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脳挫傷とは

のうざしょう

脳挫傷

頭部を強打するなどして、脳に損傷を負った状態を指す。
頭をぶつけた方向に損傷を負うケースの他、反動によりぶつけた方向とは逆の部位が損傷を受けるケースもある。脳内出血を併発している場合も多い。
重症で正中偏位や脳幹圧迫が見られる場合には、緊急手術の適応となる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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