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853 大腿骨骨折等で約1億135万円の損害額認定|横浜地裁

実例:横浜地裁平成24年5月17日

時速百数十kmで加害者が自動車を走行させたため、緩やかなカーブを曲がる際、コントロールを失い、反対車線に進出し、折から、反対車線を走行してきた被害者のバイクと正面衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

32歳・男性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

不明

事故日 2009/09/27
後遺障害 無等級
主な部位 下肢、脊椎・脊髄、内臓

総損害額

総額 1億134万円

慰謝料 3200万円
慰謝料(家族分) 400万円
治療費 18万円
逸失利益 6756万円
弁護士費用 661万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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