症状データベース

87 くも膜下出血等で約1億6212万円の損害額認定|さいたま地裁

実例:さいたま地裁平成16年4月23日

1歳の娘を補助椅子に乗せて運転していた母親の自転車がふらつき、車道側に転倒して、加害者の運転する自動車と衝突し、娘が重傷を負った事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害
  • 運動障害

被害者データ

1歳・女性(幼児・児童)

事故時:その他不明

過失割合

35:65(被害者:加害者)

入院期間 109日
実通院日数 29日
事故日 2001/01/20
症状固定日 2001/09/20
固定まで 244日
後遺障害 1級3号
主な部位 頭部

総損害額

総額 1億6212万円

慰謝料 2900万円
慰謝料(家族分) 200万円
後遺障害慰謝料 2500万円
治療費 108万円
逸失利益 4116万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

くも膜下出血とは

くもまくかしゅっけつ

くも膜下出血

類型:外傷性くも膜下出血

脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。

原因・治療法などを見る

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

解決実績をみる

くも膜下出血についてもっと調べる

期間について

金額について

全国/24時間/無料相談

無料相談窓口のご案内