被害者データ
66歳・男性(給与所得者)
事故時:自転車
過失割合
60:40(被害者:加害者)
実例:名古屋地裁平成21年3月25日
交差点にて、赤信号を無視して進行していた被害者の自転車に、前方不注視の状態で進行していた加害者のトラックが衝突した事故。
66歳・男性(給与所得者)
事故時:自転車
60:40(被害者:加害者)
| 入院期間 | 509日 |
|---|---|
| 事故日 | 2004/11/08 |
| 症状固定日 | 2006/11/08 |
| 固定まで | 731日 |
| 後遺障害 | 要介護2級1号 |
| 主な部位 | 頭部 |
| 慰謝料 | 2793万円 |
|---|---|
| 後遺障害慰謝料 | 2370万円 |
| 治療費 | 1221万円 |
| 逸失利益 | 5473万円 |
| 弁護士費用 | 100万円 |
類型:外傷性くも膜下出血
脳動脈が突然切れて脳の表面を覆うくも膜下腔に出血が広がったという状態。脳とくも膜のあいだには通常脳脊髄液が満たされており、この髄液に満たされた空間をくも膜下腔という。事故など外傷により生じたくも膜下出血は、脳挫傷、硬膜下血腫、頭がい骨骨折などが合併していることも稀ではない。

アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生