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96 脳内出血等で約1億4767万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成22年3月26日

居眠り運転をしていた加害者が、被害者の自宅の敷地内にまで自動車を進入させて、被害者に重度の後遺障害を負わせた事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

69歳・男性(給与所得者)

事故時:その他不明

過失割合

不明

入院期間 694日
事故日 2006/11/06
症状固定日 2008/09/29
固定まで 694日
後遺障害 要介護1級1号
主な部位 頭部

総損害額

総額 1億4767万円

慰謝料 3400万円
慰謝料(家族分) 350万円
後遺障害慰謝料 2800万円
治療費 1642万円
逸失利益 694万円
弁護士費用 1035万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

脳出血とは

のうしゅっけつ

脳出血

類型:外傷性脳出血

脳内での出血を指す。多くは高血圧を理由によるものであるが、脳動静脈奇形や硬膜動静脈瘻、外傷なども要因として考えられる。いずれにせよ出血の拡大を防ぎ頭蓋内圧を管理することが重要となる。
症状としては出血の部位によって見当識障害、麻痺、失語、半側空間失認など様々なものがある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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