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交通事故の過失割合が10対0…より多くの示談金を得るためには?慰謝料はどうなる?

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  • 過失割合が10対0になる場合とは?
  • 慰謝料の金額を上げるためには?
  • 示談金の相場は?

このページでは、示談交渉の経験豊富な交通事故専門のベテラン弁護士が過失割合10対0の交通事故や慰謝料に関して解説します。

※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

1過失割合が10対0の交通事故、示談や慰謝料はどうなる?

示談の流れ
Q1

過失割合が10対0の交通事故における示談の流れは?

過失割合10対0の交通事故では、被害者の損害は加害者に賠償を請求できます。
賠償金の金額は、被害者側と加害者側との示談交渉で決まります。
示談金には、治療費や慰謝料などの様々な項目が含まれます。

弁護士基準の慰謝料相場
Q2

交通事故で支払われる慰謝料とは?

慰謝料とは、精神的苦痛に対する賠償金です。
交通事故では、怪我などの人的損害に対して慰謝料が発生します。
基本的に、物的損害に対して慰謝料は発生しません。

210対0の過失割合、示談金や慰謝料への影響は?

過失割合と損害賠償
加害者 被害者
過失割合
支払い 被害者の損害のX割を支払う 加害者の損害のY割を支払う
受け取り 加害者の損害のY割を受け取る 被害者の損害のX割を受け取る

Q1

過失割合が10対0とは、どういうこと?

多くの交通事故では、被害者にも過失があります。過失割合は加害者と被害者それぞれの責任を表します。
たとえば過失割合が10対0であるとき、加害者側の過失は10割、被害者側の過失は0割となります。
被害者が受け取る金額は、損害賠償金額を過失割合に応じて過失相殺したものです。

慰謝料は示談金の一部
Q2

慰謝料への影響は?

示談金の各項目は、過失割合によって減額されます。
被害者の過失が1割のとき、示談金の減額量は10%です。
また、被害者は加害者の損害額の10%を賠償しなければなりません。

3過失割合が10対0の交通事故のポイント

悩み
Q1

過失割合が10対0となる場合は?

事故の全責任が加害者側にあり、被害者には過失が全くない場合があります。
このとき、過失割合は10対0となります。
示談金は減額されず、100%請求できます。

過失割合10:0の場合
加害者 被害者
過失割合 10 0
損害額 400万円 1,000万円
請求金額 400万円×00 1,000万円×11,000万円
最終的に貰える金額 0 1,000万円

Q2

過失割合が10対0のときの注意点は?

被害者の過失が0であっても、加害者側は被害者の過失を指摘しようとします。
その場合、被害者側が無過失を証明しなければなりません。
ドライブレコーダーや目撃者などの証拠が必要となります。

4弁護士に相談して、有利な過失割合で示談しよう

示談金の増額例
Q1

過失割合が10対0のとき、保険会社への対応は?

過失割合は、示談金の支払い額に大きな影響を与えます。
示談交渉において、最も争点となりやすい要素といえます。
加害者側の保険会社は、過失割合に関する主張を譲ろうとしない場合が多いです。

弁護士の写真
Q2

弁護士に無料相談する方法は?

過失割合の計算を保険会社に任せると、被害者に不利な数字が計算されるおそれがあります。
被害者自身で過失割合を計算することは難しいので、弁護士に相談しましょう。
弁護士に依頼すれば、慰謝料も高額な相場で請求することができます。


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