6人の弁護士がこの記事に回答しています

接触事故の被害にあってしまった!後遺障害の等級を認定して、慰謝料を貰う方法は?

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  • 接触事故の被害にあった…
  • 損害賠償をもれなく加害者に請求するためには?
  • 慰謝料をきっちり請求したい!

このページでは、示談交渉の経験豊富な交通事故専門のベテラン弁護士が接触事故の被害者が抱くお悩みについてお答えします。

※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

1自転車での接触事故や車同士の接触事故、警察を呼ぶべき理由とは

自転車事故を予防するポイント
自転車安全利用五則
1:自転車は、車道が原則、歩道は例外
2:車道は左側を通行
3:歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4:安全ルールを守る
5:子どもはヘルメットを着用

Q1

自転車での接触事故と自動車での接触事故、それぞれの注意点は?

自分が自転車を運転する時には、特別な場合を除けば歩道ではなく車道を走ることをこころがけましょう。
車道を走った方が自動車から視認されやすいため、歩行者との接触事故の加害者になることを防ぐだけでなく、車との接触事故の被害者になることも予防できます。
車道を走るときには左側を走り、夕方になったら暗くなる前にライトを点灯させることを心がけてください。

接触事故の可能性
自動車 自転車 歩行者
自動車と接触 加害者にも被害者にもなりえる 被害者になる可能性が高い 被害者になる可能性が高い
自転車と接触 加害者になる可能性が高い 加害者にも被害者にもなりえる 被害者になる可能性が高い
歩行者と接触 加害者になる可能性が高い 加害者になる可能性が高い 基本的に交通事故にならない

Q2

接触事故と非接触事故の違いは?

交通事故は、自動車や自転車などが相手の車両や歩行者などに接触する接触事故と、相手車両を避けようとした際の転倒などの非接触事故に分けられます。
接触事故は、車同士で起こる場合もあれば、自転車が自動車や歩行者と接触して起こる場合もあります。
また、非接触事故でも加害者の責任が認められたら被害者は損害賠償を請求することが可能です。

2接触事故の示談と慰謝料

示談の流れ
Q1

接触事故の示談の流れは?

接触事故では、被害者の損害は加害者に賠償を請求することが可能です。
被害者側と加害者側が示談交渉を行い、賠償金の金額を決定することになります。
治療費・慰謝料・休業補償などの様々な項目が、示談金に含まれます。

慰謝料は示談金の一部
Q2

慰謝料と示談金の関係は?

精神的苦痛に対する賠償金が慰謝料となります。
基本的に、物的損害に対する慰謝料は交通事故では請求できません。
怪我や後遺症などの人的損害に関わる精神的苦痛に対して、慰謝料が支払われます。

3接触事故の後遺症が残った場合の対応

認定の手続き
Q1

後遺症が残った場合、慰謝料は増額する?

事故で怪我を負った場合、それ以上は治療を続けても症状が変わらない段階である症状固定まで治療が続きます。
症状固定の段階でも残っている症状は、後遺症となります。
後遺症が残っている場合、後遺障害等級が認定される可能性があります。

被害者請求
Q2

後遺障害等級の認定を申請するときの注意点

後遺障害等級の認定は、損害保険料率算出機構という審査機関が行います。
基本的に書面上の審査であり、後遺障害診断書などを準備して提出します。
診断書に記載されている内容が認定結果を左右するため、診断書を作成する主治医の協力が不可欠です。

4接触事故の被害にあったら、弁護士に相談しよう!

示談金の増額例
Q1

接触事故の慰謝料をより多く受け取るためには?

通常、示談は加害者本人とではなく加害者側の保険会社と行います。
示談の経験が豊富な担当者が、交渉の相手となります。
被害者本人が交渉を行おうとすると、加害者側にとって有利な形で示談が進みます。

弁護士の写真
Q2

接触事故の示談交渉について弁護士に相談する方法は?

示談金の金額は、事故直後からの対応で変わります
。接触事故の直後から対応を開始することで、後の示談が有利になります。
弁護士への無料相談は、示談が始まる前から可能です。


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