【TFCC】って何?部位・症状を解説
TFCCとは、手の小指側にある組織です。
三角線維軟骨複合体とも呼ばれます。
TFCCは手首の動きをなめらかにする役割を担っていて、TFCCがあるおかげで、手首を安定させることができます。
TFCCが損傷することをTFCC損傷と呼び、TFCC損傷を負ってしまった場合、手首をひねるような動作をしづらくなることがあります。
なお、TFCC損傷は地面に強く手を打ってしまった場合などに生じます。
自動車事故の後、手首の痛み・曲げづらいといった症状を感じる場合は、病院で診断してもらい適切な処置を受けることを推奨します。
【TFCC損傷】でサポーターや部位の固定は必要?
TFCCが損傷した場合、サポーターの装着や装具を用いた部位の固定はするべきなのでしょうか。
TFCC損傷では、テーピングまたはサポーターが用いられます。
テーピングは、手首よりも上の位置から貼りはじめ、2枚目のテープを半分重なる形で貼り、3枚目も同様にして貼ります。
TFCC損傷手首のサポーターには、さまざまな種類があり、固定感が強いものや、PC操作を妨げないように固定してくれるものもあり、装着も簡単です。
【TFCC】後遺障害の被害者請求・事前認定の違いは?
後遺障害等級の認定申請を行い、等級が認定されれば、後遺障害慰謝料も相手方から支払ってもらうことができます。
後遺障害等級の認定申請をする場合、被害者請求か事前認定という申請方法で後遺障害等級認定の申請をすることになります。
「被害者請求」は自動車事故の被害者自身が加害者側の自賠責保険に対して直接「後遺障害等級認定の申請」を行うことです。
被害者自身が手続きをすることになるため、手間はかかります、
しかし、後遺障害等級の認定に向けて医証を集める、などの積極的な活動をすることが可能なので、認定の可能性が高まるなどの利点があります。
事前認定は加害者側の任意保険会社に後遺障害等級認定の申請手続きを代わりに行ってもらう申請方法です。
事前認定は手間がかからないというメリットがあります。
しかし、「被害者請求」と異なり、加害者側の任意保険会社は後遺障害等級の認定に向けた積極的な活動をしてくれないため、等級認定の可能性が「被害者請求」よりも低いという短所があります。