アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折
大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。
事故や転倒、スポーツ時の衝撃などにより大きな外力が加わることが原因。
早期の手術治療が望ましいとされる。中空スクリューやハンソンピン、順行性髄内釘などを用いた骨接合術のほか、関節部における骨折については症例により人工関節への置換も検討される。
いずれにせよ担当医の判断を仰ぐべきである。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生