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731 高次脳機能障害等で約2716万円の損害額認定|大阪高裁

実例:大阪高裁平成21年3月26日

最大積載量9トンのダンプトラックが下り勾配を進行中、中央線を越えて対向車線に入り、フロントボディがないワンボックスタイプの被害車両と正面衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 高次脳機能障害

被害者データ

53歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 7日
実通院日数 248日
事故日 2002/05/02
症状固定日 2003/02/14
固定まで 289日
後遺障害 9級
主な部位 頭部

総損害額

総額 2716万円

慰謝料 890万円
後遺障害慰謝料 710万円
治療費 74万円
逸失利益 1402万円
弁護士費用 240万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

高次脳機能障害とは

こうじのうきのうしょうがい

高次脳機能障害

注意、記憶、統合などの高次脳機能に異常がみられる状態を指す。昨今では画像診断の発達などにより、大脳の広範な部位の障害と考えられるようになった。
高次脳機能障害は軽傷の場合発見しにくいこともあり、家族など普段本人によく接触している人からの情報が必要な場合もある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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