6人の弁護士がこの記事に回答しています

人身事故の被害者に!事故直後の対応から、慰謝料の請求まで解説!

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  • 人身事故の被害者になってしまった!
  • 示談にかかる期間はどれくらい?
  • 慰謝料の相場は?

このページでは、示談交渉の経験豊富な交通事故専門のベテラン弁護士が人身事故の被害者が抱くお悩みについてお答えします。

※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

1人身事故:病院と示談の関係や、代表的な症状について

人身事故の代表的な症状の治療期間*
むちうち症
3ヶ月前後
骨折
数ヶ月~1

*症状の程度や被害者の年齢などにより変動します

Q1

人身事故の代表的な症状とは?

交通事故の被害者が負う怪我として特に多いのはむちうちです。
事故による衝撃のため、首がむちのようにしなることで発生します。
むちうちになると、首の痛みや肩こりのほか、頭痛やめまいなどの症状が発生する可能性があります。

病院で作成できる診断書の用途
警察への届け出
人身事故として届け出する際に必要
示談、裁判など
事故との怪我との因果関係を示す
後遺障害等級の認定
等級の認定結果に影響*

*通常の診断書とは別に「後遺障害診断書」が必要となります

Q2

人身事故にあったらすぐに病院に行くべき理由とは?

交通事故の被害にあわれたら、身体に痛みを感じない場合でも、必ず病院に行ってください。
被害者が自覚していない怪我が潜在している可能性があるためです。
病院での診察を受けないと、後におもわぬ症状が悪化してしまうおそれがあります。

2人身事故発生!事故直後の対応は?

被害者になった場合
Q1

連絡先や保険会社など、加害者に確認する情報は?

事故の示談を速やかにすすめて慰謝料などを得るためには、事故直後から加害者に情報を確認する必要があります。
まずは加害者の氏名や連絡先勤務先などの基本的な個人情報を確認しましょう。
また、車両のナンバーや車検証のコピーなど、車両に関する情報も入手しましょう。

裁判の流れ
Q2

人身事故として立件するメリットは?

事故が物損事故として立件されてしまうと、加害者の自賠責保険が原則適用されなくなってしまいます。
損害が補償されなくなるリスクを回避するため、少しでも怪我をしていたら人身事故として届け出するべきです。
病院に行って診断書を作成してもらい、それを警察に提出しましょう。

3人身事故の示談と慰謝料

慰謝料は示談金の一部
Q1

慰謝料と示談金の関係は?

示談では精神的苦痛も損害と見なされ、賠償金として慰謝料が支払われます。
交通事故の場合、基本的に物的損害に対して慰謝料が支払われることはありません。
怪我や後遺症などの人的損害に関わる精神的苦痛に対して、慰謝料が支払われます。

示談の流れ
Q2

人身事故の示談の流れは?

人身事故の被害者は、加害者に損害賠償を請求できます。
示談を行い、賠償金の金額について加害者側と被害者側が交渉することになります。
示談金の項目は様々であり、治療費・慰謝料・休業補償などが含まれます。

4人身事故の被害にあったら、弁護士に相談しよう!

示談金の増額例
Q1

人身事故の慰謝料をより多く受け取るためには?

通常、示談交渉の相手は加害者側の保険会社です。
保険会社の担当者は、示談交渉の経験豊富なプロです。
被害者自身が交渉を行うと、不利である場合が多々あります。

弁護士の写真
Q2

人身事故の示談交渉について弁護士に相談する方法は?

事故直後からの対応が、示談金の金額を決定します
。人身事故の被害者となられたら、すぐに行動を開始しましょう。
弁護士への無料相談は、示談が始まる前から可能です。


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