アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
事故や転倒、スポーツや喧嘩などの外傷が原因となる。鼻骨は顔面において突出しており、強度も高くないためこれら原因によって比較的よく折れやすい部位である。
整容面上の問題も生じやすいため、なるべく早くに整復する必要がある。受傷後1〜2週間が過ぎると、骨の癒着が進むため修復が困難となる。
事故や転倒、スポーツや喧嘩時の衝撃などにより大きな外力が加わることが原因となる。
組織の増殖と骨の癒着が始まる前に徒手整復を行う。鼻の骨折の状況についてX線やCTで検査を行い、外傷前の写真を確認した上で、鼻腔内にエレバトリウムやワルシャム鉗子を挿入して整復する。
いずれにせよまずは専門の医療機関を受診して判断を仰ぐべきと言える。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生