症状・治療法データベース

だいたいぶのがいしょう

大腿部の外傷

類型:大腿四頭筋断裂、大腿部挫傷、大腿部打撲

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
大腿部の外傷としては大腿骨の股関節側の部位の骨折なども考えられる。

痛みや腫れ、出血。骨折を伴っている場合は変形や関節の可動域制限。

主な原因

事故や転倒、スポーツ時の衝撃などにより大きな外力が加わることが原因。

治療・良くなる方法

  • 態様に合わせた適切な措置

ケガの態様により適切な措置を講じる必要がある。
仮に大腿骨の骨折を伴っている場合は、早期の手術治療となる可能性は大きい。外傷により大腿骨頭に血液などが回らなくなり、壊死を起こす事例などもある。
いずれにせよまずは専門の医療機関を受診し判断を仰ぐべきである。

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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