アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
類型:肩挫傷、肩打撲、肩関節挫傷
体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
また肩の外傷としては肩腱板や関節唇の断裂、損傷、脱臼なども発生しやすい。
事故の衝撃などにより大きな外力が加わることが原因。
ケガの態様により適切な措置を講じる必要がある。
脱臼の多くは外転120度方向への牽引により整復される。
肩腱板や関節唇の断裂や損傷については保存療法を主として、事例により手術療法が行われることもある。
いずれにせよ担当医の判断を仰いだうえで適切な処置を施すべきである。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生